デリーからぐるーっと北インドを旅して
最後に訪れた街ムンバイで
「次は南インドに来るためにまた戻って来る!」と
カフェでナンパしてきたおっちゃんに話していたのが10年前。
大して意図はせずとも10年後にそれが自然と実現したことを
やはり全ては繋がっている、と自分都合で解釈と納得、
そして勝手に感動・・・。
先日の事件から行方不明になる若干不幸な妄想を描いたりしながら
マレーシア航空でインドの南の先の方まで。
その存在を知って以来ずっと実体験してみたかったこと
アーユルヴェーダのパンチャカルマを受けに
ケララ州までやって来ました。
ここで何をするかというと・・・入院です。
治療です。
中国より遠くへ行くのも1週間以上どこかへ行くのもひさしぶり。
もっと長く居座り続けたいところだけど今回は2週間。
特に何か大病を患っているわけでもないですが
何を隠そう私は解毒&健康フェチです。
パンチャカルマって一体どんな毒出しなのか?
これを体験せずには気になってあの世へも行けません!
デリーのイメージでおっちゃん群がわさわさしてるのを想像していたら
意外にも簡素で静かな空港だったコーチン空港に到着した深夜12時。
滞在先のアーユルヴェーダセンターはそこから車でほんの数分。
連れ回しに遭った経験から緊張感満載で妙に長く感じた数分を経て
どうやら連れ回されも騙されもしていないらしい建物に到着。
暗闇の中、案内された想像以上に広くて"普通"な部屋。
同じくその"普通"さで私を安心させたトイレで安心感に浸ろうとした瞬間
紙がどこにも見当たらないことに気づき救いを求め外を徘徊するも
そこにはどこまでも闇と虫の声だけが・・・
どうしようか考えつつ、することもなくて荷物を解きながら
先日の手づくり市の時に下鴨神社のトイレで
10円入れたらなぜか2個も出て来たティッシュの残りを
バックパックの底に見つけた時には
思わずインドから下鴨神社に手を合わせました。
台湾の旅の時もそうだったけど
私の文章はどうやら前置きが長いようです。
どうでもいい話でこんなに引っ張ってしまったので
つづきは次にすることにします。
無駄にお時間をいただいてしまいすみません。
そう言えば年始に引いたおみくじ(大吉)には
「方角 西と南 殊に吉」の文字がありました。
ここは西で南。
神様、わかってるなあ。
その事実に気づきいい予感と期待と
明日の朝何時まで寝ていいのか?という小さな疑問を抱きながら
次の日の朝へとつづく・・・
おやすみなさい◯